畑原市場大感謝会

注目

たくさんの人が行き交った市場。
そこは単なる店の集合体でも通り道でもない、ひとびとが出会う街。
大正7年(1918年)に創設された畑原市場が約100年の歴史に幕を下ろそうとしています。市場への感謝を込めて、大感謝会を開催します。

●期間
2020年2月15日〜3月31日

●主催
畑原市場大感謝会実行委員会(水道筋地域まちなか再生協議会内)

●予定されているプログラム(太字は要予約、詳細は日付のリンク先へ)
フードイベント
つまみ食いさよならツアー 3月20日(金祝)3月29日(日)
西灘オトナ食い食堂  2月15日(土)3月7日(日)
・畑原市場弁当  3月21日(土)
裏輪呑み@畑原市場 3月14日(土)
・紙皿食堂 3月21日(土)・3月22日(日)
フォトイベント
・街撮り教室@灘「惜別 畑原市場」 2月16日(日)2月22日(土)3月14日(土)3月28日(土)
トークイベント
平民金子×naddist 2月15日(土)
ちゃーすが?まちぐゎー〜 那覇市第一牧志公設市場からの報告 3月7日(土)
ワークショップイベント
・畑原プリクラ!メモリアル似顔絵 3月22日(日)
・水道筋の将来をみんなで考えよう!
展示イベント
・畑原メモリアルシャッター 2月15日(土)〜3月31日(火)
・市場模型展示

※各プログラムの詳細が決まりしだい逐次更新します。

●協力
あらたや、イーエムアンドシー株式会社、株式会社ヘイセイ・エステート、関電不動産開発株式会社、水道筋多文化共生ネットワーク、水道筋地域まちなか再生協議会、灘中央市場、灘百選の会、西灘文化会館、 minfactory、ヤスワンフォトス(五十音順)


【3/20・29つまみぐいさよならツアー】

天ぷら、コロッケ、ソップに刺身。めくるめく水道筋市場グルメをちょっとづつつまみ食いしながらまち歩きする水ブラ試食ツアー。街の歴史や知る人ぞ知るトリビアもゲットできます。

■日時
3月20日(金祝)10:00出発(下記リンク先から要申込)
ガイド:chulwoong park(ゲストハウス萬家)+naddist
https://www.kokuchpro.com/event/6428c04f4149776bc882b64a76ed4dfa/1033394/

3月29日(日)10:00出発(下記リンク先から要申込)
https://www.kokuchpro.com/event/6428c04f4149776bc882b64a76ed4dfa/1033397/
ガイド:山本 馨+naddist

※開催日ごとに申し込みページが異なるのでご注意くださ

■募集
各回10名


■集合場所
西灘文化会館

■参加費
1000円(小学生500円)

【3/7畑原市場大感謝会トークイベント】ちゃーすが?まちぐゎー(これからどうする?市場!?)〜 那覇市第一牧志公設市場からの報告

「相対(あいたい)売り」と呼ばれる対面販売で地元の人々にも親しまれるも、建物の老朽化による建て替えのため仮設市場に移転した那覇市の第一牧志公設市場。昭和の風情が漂う「市民の台所」をテーマにこれからの市場の未来を探ります。

■開催日
3月7日(土)15:00〜(開場15:30)要事前申込


■場所

西灘文化会館(灘中央筋商店街)

■参加費
1000円+ワンドリンクオーダー

ゲスト

【稲垣 暁】長嶺中学卒業。やんばるから石垣島まで島じゅうにヤマダ電機やドン・キホーテが林立してしまった沖縄で、「てぃんさぐの花」の意味がわからないほど「伝統文化貧困状態」にある地元大学生や、ほんまもんの経済的/社会的貧困かつ不登校の中高生を連れ、第一牧志公設市場で「うさんみ(重箱)プロジェクト」を10年続ける市場ソーシャルワーカー。沖縄大学・沖縄国際大学特別研究員

【橋本 倫史】1982年東広島市生まれ。物書き。著書に、日本各地に残るドライブインを取材した『ドライブイン探訪』(筑摩書房)と、建て替えが迫った牧志公設市場を取材した『市場界隈 那覇市第一牧志公設市場界隈の人々』(本の雑誌社)がある。琉球新報にて「まちぐゎーひと巡り」(第4金曜掲載)、あまから手帖にて「家族のあじ」、WEB本の雑誌にて「東京の古本屋」を連載中。


■申し込みサイト

【畑原市場大感謝会トークイベント】ちゃーすが?まちぐゎー(これからどうする?市場!?)〜 那覇市第一牧志公設市場からの報告


【3/14裏輪呑み@畑原市場】


百均で売っているマグネットつきカゴをシャッターにくっつけテーブルにしてストリートをハックする新しい立ち飲みスタイル「裏輪呑み」を市場でやります。市場でアテを買って、空き店舗のシャッターにカゴをひっつければお店のできあがり。アーケードの下で市場を語りましょう。

■日時
3月14日(土)17:00〜

■場所
畑原市場〜灘中央市場〜灘中央筋商店街

■参加費
無料(ただし飲食物は各自調達)

■申込サイト
3/14裏輪呑み@畑原市場


【畑原市場大感謝会トークイベント】 平民金子×naddist

大正7年(1918年)に創設された畑原市場が約100年の歴史に幕を下ろそうとしています。市場への感謝を込めて、トークショーを開催します。

満席です

■開催日
2月15日(土)15:00〜(開場15:30)


■場所

西灘文化会館(灘中央筋商店街)

■参加費
1000円+ワンドリンクオーダー


■申し込みサイト

【畑原市場大感謝会トークイベント】 平民金子×naddist


【畑原市場大感謝会】街撮り教室@灘「惜別 畑原市場」


灘区の一大商業ゾーン水道筋最古の市場、畑原市場がその長い歴史の幕を下ろそうとしています。 街撮り教室@灘では、惜別の思いを込めて畑原市場とその界隈の撮影教室を開催します。

■開催日
2020年2月16日(日)
2020年2月22日(土)
2020年3月14日(土)
2020年3月28日(土)
※お申し込みの際にご希望の日を選んでください

■集合時刻/場所

10:00 阪急王子公園駅西改札口前

■終了時刻/場所
15:30 水道筋付近
終了時刻は、多少ずれることがあります。

■参加費用
 3,500円(市場での飲食費込み)

■申し込みサイト

【畑原市場大感謝会】街撮り教室@灘「惜別 畑原市場」

■主催

Yasuwan Photos


2019年4月20日(土)「平民金子対naddist」展

塩屋で開催中の平民金子展「ごろごろ、神戸。」
もうひとつの世界スペシャルサテライト展示
神戸市ホームページで公開されているエッセイ「ごろごろ、神戸3」の書き手、平民金子氏の写真と、フリーペーパーnaddism、メルマガnaddist、ナダタマで20年に渡って開催してきた灘イベントのPOPやグッズなどを展示。

「兵庫区東出町の魯山人:平民金子の台所革命100年史」
「naddistの灘区革命20年史」
同時開催:「平民金子展フライヤー全20種展示」

●日時
2019年4月20日(土)
11:00〜18:30

●会場
西灘文化会館
神戸市灘区倉石通2-2-29(灘中央筋商店街)

●参加費
無料

●問い合わせ
078-802-3133(西灘文化会館)


【ナダタマアーカイブス】灘の昼ごはん(naddis120510)

V3という仮面ライダーを覚えているだろうか。イタリアの名車、ランチアストラトスを彷彿とさせるイタリアンカラーに身を包んだV3のデザインは衝撃的で、それまでの地味な1号、2号ライダーが時代遅れに見えた。なにより怪人達がステキ過ぎた。V3に登場する合成怪人は自然物と人工物を無理矢理合体させたというシロもので、これがかなりユニークだったのだ。カメ+バズーガ砲=カメバズーガなどはかわいい方で、テレビ+ハエ=テレビバエ、磁石+イノシシ=ジシャクイノシシなど強いのか弱いのか分からない即物的な異形の怪人たちに心を躍らせた。そして自分でも新しい怪人をつくって楽しんだ。ノコギリネコ、タコナイフなど、合成させるものの落差が大きいほど魅力的な怪人になった。灘中央市場にあったお好み焼き[なかむら]跡に、新店舗ができた。[なかちゃん]というお好み焼きにありがちな店名にも関わらず中華がメインという意外性。名付けて「鉄板中華」。鉄板+中華…それはV3の合成怪人に匹敵する蠱惑的な響きがある。元々某ホテル中華の料理人だったオーナーが、たまたま鉄板のある店で独立することになったのでこのジャンルが確立したという経緯もステキだ。分厚い鉄板の上にはスープが入った大きな寸胴鍋という風景も新鮮。V3的な「エビチリ焼きそば」を注文した。エビチリと鉄板焼きのそば焼がどのように融合するのか?焼き上がるまで水餃子をつまみながらワクワク待つ。中華麺ではなくそば焼き用の太麺を表面がカリっとするまでじっくりと焼いている間に、手際良くフライパンでエビチリをつくる。そしておもむろに振り返り鉄板の上のそばとエビチリを合体。「ジュワー!」エビチリのあんが鉄板の上に踊り、プリプリのエビが焼きそばの上に鎮座した。いや~たまらん。中華料理が鉄板という舞台で新たな命を吹き込まれたように思えた。エビチリ+焼きそばはカメバズーガを越えた。

なかちゃん「エビチリ焼きそば」
●場所
水道筋3(灘中央市場内)
●本日の昼食
エビチリ焼きそば
730円


【その街のおとな02】西灘デルタ

NHKドラマ「その街のこども」で森山未來とサトエリが潜り抜けたガードがある阪神西灘駅の北側に「西灘デルタ」というエリアがある。震災前はこの三角形の街区に小さな商店が集まっていた。一番駅寄りの三角形の鋭角部分にあった居酒屋「百万両」はその極小さゆえに中がどうなってるのかさっぱり想像がつかなかった。国道2号沿いには狭い店内に生鮮品からお菓子などがみっしりと陳列され、まるで宇宙ステーションの船内のような「正直屋」、摩耶埠頭に上陸したソ連の船員が散髪に来る理容「コロナ」、そして一軒居酒屋を挟んで中華「豚珍漢」。ここで木曜日の塾の帰りにザ・ベストテンの沢田研二を見ながら食べたレバニラ炒めを超えるレバニラ炒めに未だ出会ったことがない。
なんといっても西灘デルタで小学生の頃の僕が夢中になったのはカップヌードルの自動販売機だ。ボタンを押すとカップヌードルがストンと落ちてきて、門松の竹みたいに先が斜めに切り落とされた鉄のパイプが蓋にブスッと突き刺さって給湯されるという一連のシークエンスに釘付けになった。自販機に内蔵されていたフォークで食べるワクワク感も相当だった。しかし小学生にはカップヌードルは高くて買えない。僕は自販機の前でひたすらカップヌードルを買う大人を待ったが誰も買わなかった。いつのまにか自販機はデルタ地帯から消えていた。
震災後、西灘駅は新しい駅になり昔の面影はない。西灘デルタの店々もなくなった。でもこの道を通るたびにカップヌードルが食べたくなるのは今でも変わらない。


【その街のおとな01】カーテンカーペットの蝶屋

震災後に変わった風景を巡る「その街のおとな」1.17までの短期企画です

よく晴れた冬の日曜日。
まだ眠い頭に響くにぶいプロペラ音とともに一機のセスナが飛来して灘上空を旋回しはじめる。と、その刹那、ピッチが不規則に揺れる女性の声。いまはほとんど遭遇することもなくなったセスナ広告だ。

「センターセンター互助センター・・
  冠婚葬祭互助センター・・
   結婚式は玉姫殿・・・」

ドップラー効果で最後の「玉姫殿」はオッさんの声に変わるのも不気味だった。今でも青い空を見上げるとあの不思議なアナウンス(いや、プロパガンダと言ったほうがいい)を思い出す。万人に等しく降り注ぐ天の声は日曜の平和な空に実によく似合う。今ならすぐに通報されるかもしれない。このころはまだ街にのんびりとした許容力があったのかもしれない。

「灘・・・水道筋1丁目・・
  カーテンカーペットの店・・蝶屋・・・
    オーダーカーテン全品2割引・・・大好評~」

カーペットの広告を空から行うという大胆な店「蝶屋」は水道筋1丁目にあった。
灘フォント界で蝶屋バタフライ体と呼ばれる明らかに異界感が漂う印象的なロゴは、震災後しばらくして店名が変わり、どこにでもあるようなパソコンフォントに変わってしまった。そして、ユーミンの『コバルトアワー』のイントロとビートルズの『Lucy in thesky with Diamnds』を同時に聞いてしまったようなトリップ感のあるプロパガンダセスナももう聞こえてこない。