【灘の昼ごはん366食目】あらたや「海爆弾」

「共謀罪」法が施行された。今後、東神戸マラソン(主催:ナダタマ)が「反神戸マラソンを掲げる危険分子のデモ行為」ということで監視の対象に入ったり、六甲縦走キャノンボールが「過激集団による六甲山山岳ゲリラ育成プログラム」などと因縁をつけられる可能性だって十分ある。そして灘区のリーサルウェポン「海爆弾・山爆弾」を「爆弾、海山各10個ずつ例の場所によろしく」とLINEで発注しただけでパクられるかもしれない。恐ろしい世の中になった。この日は摩耶山下山部だった。摩耶山から男女23名が爆弾(海爆弾と山爆弾)をリュックに忍ばせて桜谷を下った。ここだけ読むと連合赤軍の山岳訓練みたいだ。まずい。徳川道との合流点、摩耶山屈指の昼ごはんスポット桜谷出合で昼飯。海爆弾は別名「携帯幕の内弁当」と言われる通り、おむすびの中に塩サバ、海老の唐揚げ、竹輪甘辛煮、昆布佃煮など海の幸がゴロゴロ詰まっていてなかなかの破壊力。それにしても山の中は安心だ。監視カメラのない山の中では爆弾をパクついてもパクられることはない。

あらたや「海爆弾」
※毎月第三土曜日に摩耶ロープウェー虹の駅構内の「虹の茶屋」にて限定発売
●場所
神戸市灘区篠原南町7丁目(東畑原市場)
●本日の昼食
海爆弾(塩サバ、海老の唐揚げ、竹輪甘辛煮、昆布佃煮)
400円